フィルムもう一度...最近フィルム熱が出てきた。SLを引っ張り出す。
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どうも。
最近、札幌は通り雨がよくあり、なかなか写真日和が訪れない日々です。それでも蒸し暑くはないので、いいんですけどね(^◇^;) でも、今年の夏は道民曰く、蒸し暑いそうです...
少し前、まだ三重県に住んでいた時、たまに使っていたフィルムカメラがこのアサヒペンタックスのSLです。「SL」は1964年に登場した「SP」の露出計やその他の細かい部分を取り除き、壊れにくくした、1968年発売の廉価版機種です。廉価版と言っても、今のカメラのようにセンサーなどのややこしいものは搭載していないので、SPとSLは撮れるもの一緒なんですけどね( ^ω^ )
ちなみに私は、ハードオフでレンズ付き2100円で購入しました。最初は低速シャッターのときミラーが下がらないという現象がありましたが、この価格で出会えたのは今思うと運命を感じます。あとミラー下がらない現象は自力で底蓋を開けて直しました。電子制御がないので、自力で直せるときもあります。
しかもこのカメラ、高速シャッターはこうなります。(1/1000sec,1/500sec)
フィルムカメラなので、もちろん画面はついていません。このころは日本製ですねー。今のペンタックスは、フィリピンやベトナム製が多いですけどね。
この時代は、まだKマウントが誕生していなかったので、ペンタックスはスクリューマウントのM42マウントを採用していました。いわゆる、ねじ込み式ですね。正直、バヨネット式のKマウントの方が扱いやすいですが、レンズの種類としてはM42マウントは、ドイツ製のレンズなども多く、1ボディにおける世界は広いのかも(^◇^;)
このカメラは、AFはもちろん、AEもついてないので、絞りもシャッタースピードもマニュアルです。中のフィルム3ヶ月は経ってるけど、大丈夫かなー...36枚撮り入れてて、まだこんだけしか撮ってないしなー。いつ出せるのやら...
以前、三重県に住んでいた時に奈良県で撮影した写真です。三重より奈良の方が楽しかったりしたんです(^◇^;)
このときはデジカメなしで、このSLだけで奈良のカフェに行ったりもしました。
galaxyで撮影
SLはクラッシックなデザインでおしゃれにもなる。このペンギンマトリョーシカもここで出会ってたりする。
しかも雰囲気がある写真が撮れる。このときは感度400を入れていました。
で、何故使わなくなってしまったかというと、
1.ランニングコストが高い。
フィルム自体は大体600円〜700円くらい。カメラのキタムラなどで現像+焼き+データ化をしてもらうと、2000円ぐらい...つまり36枚撮るのに大体3000円くらいかかるということです。これが一番の原因。
2.なんだかんだ一眼レフ...重い。
別に単体ならK-3Ⅱより軽いので、負担ではないのですが、デジイチと併用となると話は別。
と、二つしか理由はないのですが、さすがに1の金銭的なやつは無理です。
ただ、頭を使って、体を使って、タイミングを見計らって、どこか懐かしい軽いシャッター音を聞きながら、一枚ずつ写真を撮る...これがとても楽しくて、忘れられない。この写真も鹿をせんべいで誘導して撮りましたしね(^◇^;)
私は正確に言うと一眼デビューが祖父が使っていたミノルタのフィルム一眼レフカメラで、それを使って、新幹線を撮っていたという幼少期があったので、それが懐かしいのかも...(・Д・)
メインで使ってるアイコンも、実はSLで撮ったやつだったりします。
フィルムは「味」「立体感」「撮ってるというフィーリング」この3つがあるので、もう一度始めたいと思っています。
近いうちに、フィルムカメラの1と2の問題点が改善されそうなので、楽しみです。