北海道でオートマのNDロードスターに乗ってみる。
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どうも。
北海道に住んでいると、よく鹿を轢きそうになる訳ですが、最近初めて鹿と激突したWAAIです。
先日、用事がありまして、本州に行く機会があったのですが、その時、岐阜にいる友人のところに寄り、その際ロードスターで鹿と激突しました。
しかし、バンパーが軽く割れて、ウィンカーが粉砕した程度... とにかくフレームまではいってません。
というか、写真のNAロードスターで気づかれたかもしれませんが…
はい。友人の車で事故りました。
もちろん謝りましたが、昔からの一番の友人なので、笑い話で終わりました(笑)
「いやーここ鹿出るんだよね〜」って言えよ!この場所はよく出るらしいです。なんだかんだ軽傷で済んだのですが、それよりも10万越えのこの高級バンパー(ガレージベリー製)の性能に興味津々でした。うまく横に流れたんですよね。フロントウィンドウ割らずに済んでよかった(汗)
そして、本題。北海道に戻った私は、NDロードスターにも乗ってみたくなり、タイムズレンタカーにて、レンタルすることにしました。北海道では MT車のレンタカーが、ほぼいないです。それはロードスターも例外ではありません。本日はオートマのNDロードスターに乗っていきます。
タイムズレンタカーさんは基本的に車は預かってくれないみたいなので、NBさんはすすきのの駐車場にてお留守番。
タイムズレンタカー札幌店にお邪魔し、前日に予約していたNDロードスターとご対面。黒か赤がいいな〜と思っていたら、黒!かっこいいね〜。
本日は最短時間の6時間で借りることに。保険は3種類あり、当日決める事にしてましたが、ある程度振り回したかったので、一番保証がいいのにしてもらいました...ちなみに廃車にしても請求ないらしいですよ( ・∇・)
ガソリンは満タンにして返すとのこと、初めてレンタカーを借りる私でもわかりますが、まさかの「レギュラー」指定で慌てて聞き返しました。
私「これハイオク指定ですよ !?」
店員「いいんです」
私「...」
店員「レンタカーですから」
んー。パフォーマンス変わるだろうに... それと車がかわいそう!泣
ちなみにかわいそう!って知り合いに言ったら、頭おかしいと言われました...
とにかく、タイムズレンタカーさん。6時間お借りしまーす。
さてさて、オートマと言えど、やっぱりテンション上がります!少し乗った感想は、とても静か。ロードスターというより高級車に乗ってるイメージです。ただ、運転していて、違和感を感じない。体に「しっくり」とくるんです。やはりロードスターだからだろうか...
座った感じが、自然なのはわかりましたが、ギアはどうでしょう? 交差点で前の車が詰まっているので、隣の車線に移ります。アクセルをベタ踏み.....お、意外としっかり加速します。自分の思い通りに加速して行く! ステアリングも切ったら切った分だけ曲がります!「オートマにしては思い通りに車が動く」という感想です。
ロードスターは基本的に街乗りで楽しい車ですが、せっかくなんでワインディングも走りたい...という事で夕張方面に向かいます。
ワインディングにて、オートマのNDロードスターのいいところ悪いところが、よくわかったので、順に書いていきます。
まず、街中でも感じましたが、アクセルとブレーキのフィーリングが自然です。踏めば踏むほど、反応する。そんな感じです。ただ、アクセルをベタ踏みすると最後にクリック感(カチッと鳴る)があるのだけは違和感でした。
次にステアリング。街中ではとても反応がよく、軽くて運転しやすかったのですが、長距離ドライブだと話は別。北海道はうねうねした、いい感じのワインディングロードもありますが、2枚上の写真のように真っ直ぐな道も多いです。故にドライブの時間のほとんどが、ステアリングを真っ直ぐにしています。ステアリングが軽いと真っ直ぐに維持しているのがかなり疲れます。NDロードスターはペダルレイアウトがしっかりしているので、下半身は疲れず、上半身はかなり疲れるイメージでした。原因はおそらく、電動パワステかなーと思っています。今の時代ほとんどの車が電動でしょうから、仕方がないのですが、NBの油圧パワステに戻ると楽です(汗)
とまぁ、色々と語っていると、夕張国道に入りました。この道は川沿いをずっーと走って行く道で今の時期だと美唄の有名なやつ(ググって!)みたいな景色が広がっています。いい眺めです。 夕張国道は利用者も少ないようなので、マニュアルモードを試してみましょう。ちなみに40kmほどの区間でしたが、一台も車をみませんでした(笑)
マニュアルモードについて、結論から申しますと... 楽しめるけど、不満も残る
まず、コストの関係上、安いパドルシフトだからかレスポンスが悪すぎます。一呼吸置いてから変速するって感じですね。でも、これは仕方ないのかなと感じました。
続いて、シフトダウンはいいのですが、シフトアップの時に変な加速をします。MT車ではシフトアップする際、アクセルを離して変速するので、一瞬減速するはずですが、マニュアルモードのATだとシフトアップ時に若干後ろから押される感覚があります。これが一番の不満です!
とまぁ、文句もタラタラ言ってた訳ですが、気づけばニヤついてる自分がいます。
そう。
なんだかんだ言って、この車楽しいのです。
正直ATでこんな楽しい車があるのか!って感じです。ついついアクセルを踏んでしまう。やっぱりロードスターだなーと思いました。
ロードスターは一人で楽しむものな気もしますが、今回は同乗者の感想も聞きたかったので、相方を連れていきました。私がワインディングでそこそこ踏んでるにも関わらず、ご機嫌な顔でおにぎり(昼食)を食べてました。本人曰くとても快適だそうです。NBロードスターだと叫んでるでしょうね。
続いて、エンジン...ではなく剛性です。今回はオートマモデルなので、LSDは疎か、補強も最低限のはず...ただ、剛性感はすごく感じられました。
「サーキットも走ってねぇーのにわかる訳ねぇーだろ!調子乗ってんのか!」と言われるのもわかるのですが、わかるんです!これが!
今回の記事の一番初めを見てもらうとわかるのですが、つい最近NA8にも乗りました。自分の車はNB8なのですが、体感速度が全く違うのです。NA8を飛ばして、今速い!と思っても時速60kmで、NB8を同じ感覚にすると、時速100kmくらいですが、今回のNDだとその領域まで絶対にいけません。おそらく時速200kmは越してしまうでしょう... そのくらい剛性がいいです。
そして、高速道路ではとてもエンジン音が静かです。(NBと比べて) ただ、その分風切り音が気になりました。
最後に。
ギアには不満がありましたが、マツダの努力がよくわかった一台でした。今触っているダイヤルも高級そうですが、プラスチックで出来ていて、触るとチープさを感じます。しかし、ロードスターと同じくらいのクラスである車買おうとすると500万円くらいはします。それが250万円くらいで買える訳ですから、素晴らしいです。走りにお金をかけて、ダイヤルなどのこういうところはプラスチックでお金をかけない。そういうマツダのようなコストのかけ方をする自動車メーカーが増えれば、嬉しいなとそう感じます。
と、中身の話ばかりだったので、今回撮ったロードスターの「魂動デザイン」の外観をお見せして終わりとします。
最後まで見ていてだき、ありがとうございました。またカメラ話もしますのでよろしくお願いします。