北海道でロードスターに乗って1年半。FRのロードスターと雪道について。+@
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お久しぶりです。
waai(わあい)です。
※写真はイメージ
前回アップしたブログは2016年10月20日です。それから、まったくブログを忘れた状態でした。
元々、このブログはペンタックスのカメラをメインに書いていましたが、2016年の4月に納車された「マツダロードスター」が、小さい頃から車大好き少年だった私の元に来たことにより、写真、カメラ離れとドライブ三昧による疲労などといった要因でとてもブログを書いていられる環境ではなかったのです。 まぁ、物心ついた頃から約16年間、ずっと車に乗りたかったわけですから、その爆発期間が1年間なのも理解していただけるのではないでしょうか。
waai少年は「ぼく、くるま〜」といいながら、楽しそ〜に車道を真っ直ぐ走る(徒歩で)少年だったので母も育てるのが大変だったでしょう(笑)
話は変わりまして、2018年も始まった昨今ですが、ロードスターは今も健在です。今回は北海道でのロードスターライフに欠かせない冬対策について書きます。
つまり、最後の秋記事の後ですね。
紅葉の後、季節という物は冬になるわけですが、FRの雪道はとっても楽しいです。ドリフトをしようとしなくても勝手にお尻がズルズルするので仕方がなくカウンターをあててドリフトさせざるを得ないって感じです。
よく「FRは雪道に一番弱い」と言われますが、それは少し違います。「FRは雪道の発進が難しい」が正解です。エンジンが前にあり後輪が駆動するロードスターは駆動輪に対して発進時に必要なトラクションがかかりにくいのです。それにより上り坂の途中にある信号からの発進は一番きついです。最悪登りません(笑) ただ、昨シーズンは1回、今シーズンも1回ほどしか、そのような状態にはなっていません。
つまり、そこはそれほど問題ではないのです。
雪道(北海道の冬)で苦労すること。それは...
ずばり「スタック」です。ロードスターは、FRはとか言う前に、まず車高が低くて毎回、亀の子になってしまい、そしてはまります。特に駐車場! (北海道は除雪が早いので公道は問題なしです。)
写真だと走りそうじゃないですか?残念!これがちっとも動かない。
そこで選択肢が3つ。
・誰かに押してもらう。
・車で引っ張ってもらう←一番効果的
・諦めて帰る。
という選択肢になります。
この選択に通算30回くらい出会っているのでもうこりごりです。
他にも問題はあります。
・鍵が入っていかない。
冷え込むと運転席側に鍵が入っていきません。NBロードスターの前期型はキーレス(遠くからリモコンで開けるやつ)が付いていません。10分ほど口でハァハァして溶かしてから入れてました。やっと入っても鍵が回らないのでまたハァハァ...こちらももうしたくないです。 (凍結防止剤は効きませんでした)
最後に幌です。NBロードスターは硬い屋根がなく、その代わりに幌が付いてます。昨シーズンはそのまま冬に突入しました。
結果から申しますと「オープンカーの幌は意外に強い」です。
ロードスターの二倍の高さまで雪が積もっても幌はなにも問題ありませんでした。しかし、幌が付いていると、冬でもどうしても屋根を開けたくなります(体験するとわかる)。一度開けると、幌はカッピカッピに凍り、その勢いで割れてしまいます。冬では気づきませんが、夏になるとそのツケが回ってきます。そう、雨漏りとなって...
夏は雨漏りでシートベルトビチョビチョのまま乗っていました笑
それを踏まえて今年は...
こうなりました!←タターン!と効果音を入れたい。
まずはじめに屋根をハードトップに。北海道の非冬眠ロードスターには必須アイテムです。北海道はオークションに出てもすぐなくなるので苦労しました汗 初めて知り合いに借金をしてなんとか購入(返済済み)3万と少しくらいでした。
続いて鍵ですが
夏にキーレスをつけました。だいたい物は4千円くらい。取り付けは自分です。ピヨピヨは不評&うるさいだったので今は外してます。
最後にスタック対策ですが、単純に車高をあげてます。
純正のビルシュタインサスがヘタりきっていてボディとの間にはせいぜい入って指二本でしたが、現在はテインの全長調整式の車高調サスによるマックスあげで、現在はこぶしが一つと指3つ入ります。
ただ、リアは上げる範囲が少ないので、自分でカットしたお手製のアッパーマウントスペーサーを入れました。硬めのゴム板をホームセンターで買ってきたので1枚200円くらいです。形は少しいびつですが...
他にもジムニー用の大型フォグをつけたり、ホイールを14インチのnb6用の純正にしてラバースプレーで塗ったりしました。
今回の改良により、今年は雪によるスタックをしていません(1回だけアイスバーンで動けなくなってる汗)。むしろガンガン走るので、すでに2台ほど救助しています。恩返しのような感覚で(喜)
と、ここまで語りましたが、スタックしてしまう一番の原因を思い出しました。それはおそらく重りです。
私は当時、トラクションを稼ぐためにリア(トランク)に重りを約50kgほど載せていました。確かに、これはこれで発進は楽でしたが...
↑放置されたロードスター
一度はまると、その重さでどんどんリアタイヤが沈んでいったのです。これが失敗でした💦 現在は何もトランクに入れてません。発進がしんどい時もたまにありますが、問題ありません。むしろ、全くスタックしなくなってとっても楽です。
余談ですが、タイヤチェーンは絶対効果がありません!
オー◯バッ◯スさんで「チェーンつけたら無敵だよ〜」と言われ、私は脱出できるのなら...と思い高いお金を出して買いましたが、
ハマるし、
脱出は出来ないし、
挙げ句の果てには1日で切れる...
北海道民がチェーンを買わない理由がよくわかりました。高いお金を払っておじさんの鼻くそを買うぐらい無駄です。いや、まだ鼻くその方が価値があります。処分に困らないし肥料にもなるかもしれない。チェーンは今も部屋の片隅で邪魔者扱いです。
とここで冬の対策の話もここらで終了ですが、やっぱりロードスターは楽しいし、色々と使えます! 二人分のスキーだって積めるのですから、なぜSUVやミニバンが売れるのかわかりません。正直必要十分です。(家族がいない場合) 若者に聞いてもミニバンがいいといいます。←まぁ別にいいんだけども。
SUVやミニバンには積載力があります。(SUVはクロカンを除く)
しかしロードスターにしかないものは運転の楽しさと、それだけではありません。
それは人との出会いです。特にロードスターはそこが強いと思います。ロードスターに乗ってるだけで話がはずむ。年齢、性別、職業関係なく。いま思うと不思議です。ただ同じ車に乗ってるだけなのに、そこだけが共通点なのに、駐車場等での初対面でもまるで懐かしの友のように話せるのです。おかげさまで私の周りはこの2年間でガラリと変わりました。職業も年齢もほとんど一致する人がいないのです。
ゆえに一人たりとも似たような人がいません。そして、ロードスターに乗ってる人たちはみなさん個性がすごいので、その違いが顕著に出ます。それが刺激となり自分も活発になる気がします。
夏はそんな刺激を受け、最も活動できるシーズンです。私は元々、冬が大好きな人間でしたが、夏も好きなりました。
屋根を開けて始まる刺激はそんな人間の価値観までも変えてしまう。
ロードスターはそんな車だと思います。
冬話から結構それましたね汗
次は夏についても少し書こうと思います。