北のロードスター(WAAIのブログ)

関西のはしくれで育ち北海道に引っ越した、雪と写真が好きな男とNAロードスターとの日々を書いたブログ

K-3Ⅱを乾電池で駆動させてみる。


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 どうも。

waai-hokkaido-pentax.hatenablog.com

 5日目の夜。二つ持っている純正バッテリーのD-LI90Pのバッテリーが切れた... でも、今回の自転車旅行は約二週間の予定なのでその対策はもちろんしています。ちなみに1日100〜200枚撮りました。(初日は撮ってません...)

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 ペンタックスといえば、K-30やK-50などのエントリー機は乾電池を直接ボディに入れて駆動させることができるという技がありますが、今回持って行ったのはK-3Ⅱなのでそのような必殺ワザはできません。しかし写真のようにバッテリーグリップを使用することにより、単三乾電池6本(K-30,K-50の場合4本)で駆動させることができます。バッテリーグリップを使う乾電池駆動は他社のカメラでもできるものが多いのですが、それは良しとしましょう。

 そもそも、こういう旅で役立つ乾電池駆動機能。逆に言えば、こういう時しか使いません。なので今回、乾電池を使ってK-3Ⅱを数日間、駆動させてみた感想をただひたすら述べるという形でお送りしたいと思います。

 まず、重さ。

 単三乾電池が6本入るということで結構重くなるのではないのか。自転車上での撮影がかなり困難になるのでは?と思っていましたが、さほど重さを感じませんでした。乾電池を使う前、純正バッテリーで駆動させた時はバッテリーグリップを付けずに運用していましたが、それと大した違いはないような感覚で使うことができました。ただ、乾電池を何本消費するかわからず、念のため約100本乾電池を持って行って、バッグの重量がとても重くなったので、そこは注意していただきたい。あ、普通の人はホテルで充電するのがベストだと思います。テントはコンセントないですからね(^◇^;)

 次にカメラの使用に対しての影響。

 特に問題なく使うことができました。つまりほとんど、純正バッテリーのような使い方ができます....と言いたいところなんですが....

 最後に電源の持ち。

 これは、かなり大変でした。元々大量の電力を消費するデジタル一眼レフカメラにとって、乾電池で駆動させることは、かなりの放電力がいるらしく、普通に使うと1時間持つか持たないかのうちに乾電池が放電しきりました。これは乾電池の性能にも、よるのでしょうが、おそらくどの乾電池でも放電しきるのは早いと思われます。 ただ、それは普通にカメラに接続しっぱなしの場合です。撮る時以外は、乾電池を入れるバッテリーグリップの蓋のロックを緩めて接点が当たらないようにすれば、単三乾電池6本で1日は持たせることができました。 

 しかし....いや、やはりと言うべきでしょうか... 耐寒性能が純正に比べて、相当悪いらしく、自転車旅行の5日目の夜は、夏とはいえ、オホーツク海側の海沿いでしたので、夜の気温は約9度。星のインターバル合成は、自分の場合、約15分かかるのですが、乾電池だと約5分で電源が落ちてしまったので、星のグルグル写真は断念したという話でございます。詳しくは自転車旅行...5日目をみてください。

 まとめると、使えることは使えるけど、手間かかるし、夜じっくり撮ることができないなどの制約が出てくるので、基本は純正のバッテリーをたくさん買うといいよ。って感じです。たとえお金がなくても.... 今回の実験で純正バッテリーは高いけど、それを買う価値は十二分にあることがわかりました。しかし、昼間などでの緊急対策としては、十分使うことができると思いますよ。

  字ばかりでしたが、参考になれば幸いです。

 

 

 最近のこと

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PENTAX K-3Ⅱ,smc PENTAX-DA 35mmF2.4AL,1/80sec,f4.0,ISO400+AF540FGZⅡ

 ハンバーグを生まれて初めて一人で作ってみました。

 にしても、食べ物の写真って難しい気がします。そもそもどこにピント合わせて、どう撮ればいいのかわかりません。この写真の場合は皿に移さなかったのが、最大の原因でしょうが.... また雑誌でも見て勉強しようかな(^◇^;)